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赤堀7・9号墳 あかぼり7・9ごうふん
地蔵山古墳群に隣接しているが、『群馬県古墳総覧』では地蔵山古墳群のまとまりとは分けて名称を載せている。なので、べつに頁を設けて掲載しました。
赤堀村は明治の大合併で誕生し、町制施行を経て平成17年には平成の大合併で伊勢崎市になっている。この赤堀7号墳と9号墳は田園地帯にあって、斜め向かいに存在している。

赤堀7号墳(伊勢崎市五目牛町・円墳)
赤堀7号墳(伊勢崎市)
 (いずれも2024.3撮影)
小さな林にみえた赤堀7号墳に近寄れば竹が密生して、墳丘の確認すらできない。上武国道沿いの古墳ナンバー33号墳との整備の差は歴然としている。
この円墳は『群馬県古墳総覧』では「綜覧:赤堀村7号古墳」で掲載され、径は18mほど。案内板は無い。なお、写真の左奥は地蔵山古墳である。

赤堀9号墳(伊勢崎市五目牛町・円墳)
赤堀9号墳(伊勢崎市)塀の内側はお墓になっていて、墓石の掲載はいつものように遠慮させていただいた。
ここには石屋さんの白い看板はあっても、案内板は無い。『群馬県古墳総覧』では「綜覧:赤堀村9号古墳」で載っていて、現状は×である。径は36mほど。ただ、少しばかりの盛上がりはあるようだが、気のせいかな。
見学日は春のお彼岸。お墓参りの方々がみえたので、邪魔者は早々に退散しよう。しかも、雪の予報が出ていて、つぎに見学する華蔵寺裏山古墳へ急いだ。遠方には、華蔵寺公園の観覧車が見えていた。