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壬生城 みぶじょう (栃木県壬生町本丸1-8-33・平城) |
(いずれも2021.12撮影) |
この地を訪れた本来の目的は、移設された吾妻古墳の天井石、玄門石にあった。城址公園のどこかに設置してあるので、見学される方は探してみて下さい。 まず、壬生城本丸址と題する案内板から、概略を。室町期の半ばに壬生綱重が築き、北条氏に与していたので秀吉の小田原攻めで滅亡。本丸は140m四方で、御殿は江戸初期には日光社参の宿舎に。天守や櫓は築かれていない。 明治のはじめには取り壊され、本丸址は南側を残すばかりだ。公園内にある壬生町立歴史民俗資料館では、古墳のほか、壬生城関係の資料を展示してあった。 最後に、写真の説明を。写真1は歴史民俗資料館で撮った、江戸期の模型。写真2は帰りに歩いた土塁の上。左にある堀を眺めたら、たくさんのコイを望めた。写真3は駐車場のそばにある、二ノ丸表門。写真4は現存する水堀と土塁。 |