ホーム | 古墳 | 城郭 | 旧跡ほか

磯浜海防陣屋跡 いそはまかいぼうじんやあと
(茨城県大洗町磯浜町磯鼻2862ほか・海防陣屋)
磯浜海防陣屋跡(茨城県大洗町)
(いずれも2025.1撮影)
磯浜古墳群の日下ヶ塚古墳を見学した際、海寄りに古墳ではない形態の、上部が真っ平らな土盛りがあった。案内板があるので、読んでみたら磯浜海防陣屋跡だという。
異国船の来襲に供えてだろう、水戸藩の徳川斉昭が天保年間に設置している。陣屋というからには、藩士が常駐して太平洋に目を光らせていたはずだ。大筒も備えていたが、果たして異国船まで届いたのか。
そして、幕末の天狗党の乱では陣屋の建物は焼失して、本来の任務を果たせなかった。平成24年度の発掘調査では、鉛製弾丸が発見されている。
海防陣屋跡に上ってみれば、切り株の椅子が2つ。目を上げたら太平洋がきらめき、大洗港フェリーターミナルを望めた。そして、マリンタワーのよこに、商船三井さんふらわあが停泊していた。

写真は上が日下ヶ塚古墳からの陣屋跡、下が陣屋跡から眺めた市街地と太平洋である。出港を待っているフェリーは、これから苫小牧か。いいなあ。
<参考HP>
大洗町>磯浜海防陣屋跡の歴史