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穴薬師古墳 あなやくしこふん
(群馬県吉岡町大久保・墳形不明)
穴薬師古墳(群馬県吉岡町)
(2019.2撮影)
写真は、2枚しか撮れなかった。残念ながら、1枚は不鮮明で掲載できない。穴薬師古墳は交通量の多い水沢街道沿いにあり、小さな石室を巨樹の根元が包み込んでいるような状態だ。石組みはわかるので、なんとか古墳とわかる。

「史跡 穴薬師」の標柱を、吉岡町教育委員会が立てている。だが、石室内にお薬師さまがいても、車道にはみ出しては落ち着いてお詣りできない。白線で仕切られた歩道は狭く、石室は車道に向かって開口しているのだ。そのうち、撮影に夢中になった古墳マニアが事故に遭うかも知れない。
案内板は無く、『群馬県古墳総覧2017』で確認しても、横穴式石室とわかるくらいだ。別名、駒寄村50号古墳。( 駒寄村は昭和30年、明治村と合併し吉岡村に。平成3年には町に。)ちかくに吉岡町役場があり、敷地内に移設された滝沢古墳と合わせて訪れたらよいでしょう。