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米山古墳 よねやまこふん (佐野市犬伏新町・前方後円墳???・県指定) |
(いずれも2018.7撮影。地図は国土地理院の電子地形図) |
古墳よりいまや、真田父子別れの地として知られている。関ヶ原の合戦を控えて、東西どちらが勝っても真田家が残るよう敵味方に分かれての戦いを決断した舞台が、犬伏新町薬師堂(1枚目の写真右)だ。この犬伏の別れは、大河ドラマ「真田丸」でも放送された。写真左には駐車場がある。 さて、米山古墳である。案内板では全長336mとかなり大きく、埴輪の存在のほか、石室についても「頂上の石室はすでに盗掘され、主体が露出している」と触れていた。そのため、薬師堂よこのクモの巣だらけの山道を登ったが、石室そのものが見当たらなくて探しているうちに蚊の襲撃を受けてしまった。3カ所刺され、石室の代わりに四等三角点を見つけた。2枚目の写真は頂上の様子で、黄色い矢印で示した三角点のほか石碑もあった。 昭和57年には調査されていて、前方後円墳ではなく、帆立貝形などが数基あるとわかった。 地図で米山を確認したらくびれもあって、いかにも前方後円墳らしく見える。だが、山容(山のかたち)が前方後円墳そっくりなだけだ。個人所有。 そして後日、リンクしていた自治体の該当ページがなぜか無くなっていた。 |