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馬頭塚古墳　ばとうづかこふん （群馬県榛東村新井・円墳）

（いずれも２０２０．２撮影。地図は国土地理院の電子地形図に文字を追記）

実をいうと先月、グーグルマップをもとに訪れたら探し当てられなかった。 マップの指し示す箇所（下の、作成した地図の赤い×印）は個人宅で古墳らしきは無かった。通りがかりのお二方に尋ねても、ご存知でなかった。そして、ちかくの天満宮が怪しいと思いかなりの時間、歩き回ったが見つからなかった。 再訪日は２月なのに、暖かくて春まぢかの陽気だった。 桃井村４５号古墳の馬頭塚古墳。高塚古墳のある群馬県の林業試験場からは高崎渋川バイパスの手前で、案内板や標柱が無いので馬頭観音の石碑が目印になる（上の写真を参照）。 円墳というが、横穴式石室のすぐうえは馬頭観音で小高い平地になっている。『群馬県古墳総覧』でも、現状は△なので削平されたのだろう。 石室内部には容易に入れるが、すぐ奥壁で奥行きが無い。石室も削られたのか、石材らしきが裾にいくつも転がっていた。ほかに、お茶のペットボトルが石室内部にあった。