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オトカ塚古墳 おとかづかこふん
(下野市紫587・帆立貝形・市指定)
オトカ塚古墳(下野市)
(2019.4撮影)
八重桜の咲くころ、天平の丘公園を訪れたら坊っちゃん列車が運行していた。機関車に似せた自動車が客車を引いて、「左手に見えるのはオトカ塚古墳」とガイドしていた。そして、古墳についての説明が続くものと待っていても、なにも話してくれなかった。

案内板では前方部を南に向けて6世紀後半に築造された、帆立貝形前方後円墳だ。墳丘長45m、高さ1.2m。案内板が無ければ、通り過ぎてしまいそうな、あまりに低い古墳だ。横穴式石室は川原石の積み上げでも、案内板の写真を見ただけだ。墳丘にはロープが張ってあり、早春に咲くカタクリの保護のためかな。
なお、ちかくにはこのオトカ塚古墳と異なり、いかにも古墳然とした国見山があるので、お間違えの無いように。
見学を終え、花まつり期間中でも無料の南駐車場に向かっていたら、研修室秋山亭で山野草展を開催していて、ミツバツツジとヒメウツギを求めた。