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お手長山古墳 おてながやまこふん (深谷市岡・帆立貝形・市指定) |
(いずれも2019.1撮影) |
岡部西小学校の北にある、お手長山古墳。「お」がひらがなで優しい感じがするのは伊勢崎市の、お冨士山古墳と同じだ。古墳の横には日立化成のグランドがあって、見学日にはゲートボールに興じるお年寄りたちの歓声があがっていた。 墳頂には天手長男(あめのたながお)神社があって、古墳名の由来らしい。そして、菓子や飲料水が供えられていた。 お手長山古墳は旧岡部町の古墳で、案内板によれば全長40.5m(後円部径37m)で、周溝から土師器や須恵器が検出されている。石材である角閃石安山岩の散乱などにより、6世紀末の築造と想定している。 ただ、帆立貝形といっても細長く、土取りされたようだ。上の写真は南側から眺めたものだが、案内板から撮った実測図(復元図)の等高線をみても、右側(南側)はくびれ部がないほど削られている。 |