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御殿山古墳 みどのやまこふん     
(前橋市富田町漆田林1679-10・円墳)
御殿山古墳(前橋市)
(2020.11撮影)
上武国道沿いの、コメリパワーでタマネギの苗を求めるまえに、御殿山古墳の見学にいった。パワー周辺は前橋市郊外の新興住宅地でも、ちかくの御殿山古墳は農村地帯の景色に溶け込んでいた。
鉄骨づくりの堆肥置き場(写真右)を目印に訪れ案の定、コロナ対策のマスク越しでも匂いが漂っていた。白い標柱には古墳名のほか、荒砥(あらと)史談会と富田町自治会の名が添えられていた。

別名、荒砥村354号古墳の情報は少なくて、『群馬古墳総覧』では径40mほどの円墳で、鏡や刀などの出土がわかるくらいだ。
堆肥置き場から横に回ったら(写真)、かなり削られたらしく見た目は40mには遠く及ばない。それでも現存しているのは、電柱よこのお地蔵さんのおかげかな。
背後を確認に写真左の道を下ったところ、いくつもの廃タイヤが埋もれ、土留めの役割を果たしていた。
なお、タマネギの苗は良品が無くて、吉岡町の食の駅(道の駅ではない)で購入した。