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前原愛宕山古墳 まえはらあたごやまこふん
(深谷市普済寺1536・方墳・市指定)
前原愛宕山古墳(深谷市)
(2019.1撮影)
高崎線の踏切がちかく、警報音が鳴って電車の走行音が続いた。愛宕神社の案内板は深谷市と合併まえの旧岡部町時代のもので、文字は掠れ読みづらい。
案内の後半には前原愛宕山古墳にも触れ、高さ5.5m、1辺37mの方墳で、形態から7世紀末の古墳時代末期の築造という。ただ、葺石、埴輪などの出土品は無く、塚の可能性も有りかな。

階段脇には庚申塔、二十二夜待塔などが並び、地元住民の拠り所になっているのだろう。そして、墳頂には「岡部六弥太忠澄の信仰厚く、火防の神として崇敬された」(案内板より)愛宕神社があり、墳丘を眺めたら円墳のようで方墳だとはわからない。
最近、河津桜や山桜が植樹され、まだ新しい本殿にはコップ酒が1つ供えられていた。