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華蔵寺裏山古墳・御嶽山古墳 
けぞうじうらやまこふん・おんたけやまこふん

華蔵寺周辺の古墳を2基。御嶽山古墳には墳丘が残っているが、華蔵寺裏山古墳は前方後方墳からはほど遠い。

華蔵寺裏山古墳(伊勢崎市華蔵寺町 華蔵寺公園内・前方後方墳)
華蔵寺裏山古墳(伊勢崎市)
 (いずれも2024.3撮影)
華蔵寺正面の小さな駐車場から、北の華蔵寺裏山古墳を目指していたら、予報どおり雪が降り始めた。他県ナンバーの親子連れもいて、子どもたちはやけに元気だ。

上り詰めたところは、華蔵寺公園のローラー滑り台の滑り出し口(写真右上に階段がみえる)。華蔵寺裏山古墳の墳頂かな。とりあえず、ここが最も高いところである。
ただ、前方後方墳といっても、ここは前方なのか後方なのか確認すらできない。『群馬県古墳総覧』でも現状は×で、全長40mほどの前方後方墳がどのように横たわっていたのも不明である。困惑する見学者をよそに、大きな観覧車がゆっくり回っていた。墳丘からは土師器が出土している。

御嶽山古墳(伊勢崎市華蔵寺町・円墳)
御嶽山古墳(伊勢崎市)
華蔵寺裏山古墳の見学を終え、御嶽山古墳に歩いて向かった。赤い鳥居を目印にしていたが、雪が本格的に降り始めたせいか、あやうく通り過ぎるところだった。フェンスの切れたさきを折れれば、鳥居はまもなくだ。扁額には熊野宮とあった。
この神社古墳には宗教的な小さな石碑がいくつもあったが、古墳についての案内板は無い。伊勢崎町6号古墳である。