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瓦塚古墳 かわらづかこふん
(宇都宮市長岡町1182・前方後円墳・市指定)
瓦塚古墳(宇都宮市)
(いずれも2021.12撮影)
帝京大学の宇都宮キャンパス内を、左折した突き当たりが瓦塚古墳への上り口になる。木製の標識はあっても、字が消えかかっている。階段を上って、一面の落ち葉を踏みしめればまもなくだ。
瓦塚古墳群(宇都宮市)前方後円墳というが、前方部も後円部も高さがほぼ同じで、くびれ部もはっきりせず墳形がよくわからない(上の下段の写真。瓦塚古墳を横から)。
案内板があるので確認する。6世紀後半築造の、全長48mの2段築成。奥行き8.4mの横穴式石室が南向きに開口とあるので、歩き回ったが見当たらなかった。埋め戻されたのかな。

別名、瓦塚24号墳。瓦塚古墳群40基の盟主のような存在だ。主墳である。
古墳群というからには、ほかにも存在するはずで、豊郷まほろばの道を散策されている方にお尋ねしたら、斜面に沿っていくつかあるようだ。約束の時間が迫っていたので、古墳群の見学は次回のお楽しみに。
なお、瓦塚古墳群は前方後円墳のこの24号墳を除けばすべて円墳。

最後に、3枚組の写真の説明を。左上の写真は瓦塚古墳への登り口で、左に木の階段がある。左中はいくつかの古墳がある斜面。まほろばの道は落ち葉の踏み跡があるところ。左下は清明館(宇都宮城址公園)での展示。
<参考HP>
宇都宮市教育委員会>瓦塚古墳(PDF)
宇都宮の歴史と文化財>瓦塚古墳