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金鑚神社古墳 かなさなじんじゃこふん
(本庄市児玉町入浅見819・円墳・市指定)
金鑚神社古墳(本庄市)
(いずれも2021.4撮影)
本庄市にはほかにも金鑚神社があって、お間違えのないように。そして、県道352線からこの金鑚神社への入り口が分かりづらいので、ご注意を。
やっと辿り着いた金鑚神社では、赤い鳥居の左右に神社の御由緒、古墳の標柱が控えていた。

金鑚神社古墳(本庄市)御由緒では、古墳についても触れている。
神社は古墳を避けて鎮座していたが昭和5年、古墳の南側を崩して墳頂を背にするよう改めたという。境内には御大典社殿改築記念碑と刻まれた、石材のような祈念碑があった(右上の写真)。
『本庄市の遺跡と出土文化財』(本庄市教育委員会)では、「墳丘は下段が地山整形、上段が盛土による二段築成で、直径67.6m、高さ9.75mの規模」という。なので、削られたのは上段だろう。
また、標柱の側面にも5世紀中葉の築造で、格子目叩きをもつ円筒埴輪について述べられていた。

削られたとはいえ、円墳としては遜色のない大きさである。削られていない北側に回って撮ったのが、左上の写真。もう少し見学したかったけど、隣家の2階ベランダから犬に吠えられ早々と撮影を終えた。
<参考HP>
本庄市>本庄市の古墳