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鏡手塚古墳 かがみてづかこふん
前橋市粕川町月田213ほか・前方後円墳?・県指定)
鏡手塚古墳(前橋市)
(いずれも2018.8撮影)
鏡手塚古墳・横穴式石室(前橋市)粕川村第44号墳である。同じ月田古墳群の壇塚古墳から南東へ100mほどの近さだが、後円部(上の写真)へは砂利道を辿らなければならない。壇家古墳とともに旧粕川村の田園地帯にある古墳で、たまに車が通っても人影はない。

そして、横穴式石室は自然石の乱石積み片袖型というが、内部は土砂で埋もれているのか埋没して確認できない(下の写真)。案内板によれば、50基ほどの月田古墳群の中心的な前方後円墳である。ただし、『群馬県古墳総覧2017』では帆立貝形、小冊子『赤城山南麓の古墳』では帆立貝形の前方後円墳としていて、案内板よりは正確である。