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巖穴山古墳 いわあなやまこふん
太田市東今泉町752・方墳・市指定)
巖穴山古墳(太田市)
(いずれも2018.3撮影)
巖穴山古墳石室(太田市)この古墳は、なかなか見つからなかった。
太田市教育委員会の「おおたんの史跡探検ガイドマップ」を参考に目指したが、ちかくには目印にする建物も、道を尋ねるべき地元住民の方も無しであった。
北関東自動車道をくぐるまえで、案内標識をやっと見つけ事なきを得た。

さて、墳丘に椿の花びらが散っている巖穴山古墳である。築造は7世紀前半で、終末期の古墳である。四辺の方位が東西南北に一致し、横穴式石室が開口している。ただ、鉄柵があるので、手を伸ばしても玄室をよく撮れなかった。その玄室からは鉄釘が出土したので、木棺が使用されたようだ。
なお、巖穴は岩の穴で石室を表しているのだとして、どうして難しい漢字を使うのだろうか。
<参考HP>
太田市>巖穴山古墳