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方墳大塚古墳 ほうふんおおつかこふん
(さいたま市西区指扇・方墳・県指定)
方墳大塚古墳(さいたま市)
(いずれも2019.2撮影)
方墳大塚古墳の地図・信号(さいたま市)JR川越線・西大宮駅まえの地図に、文化財愛護のシンボルマークを付した大塚古墳。交差点の信号機にも大塚古墳の文字があって、県指定古墳への期待が高まる。
だが、時折、電車の走行音が聞こえる現地を訪れて、少なからず(悪いほうに)驚いてしまった。案内板や標柱があっても、お隣が建材店の砂利の山なので、枯れ草ぼうぼうの土砂置き場に見えてしまうのだ。

底辺で21mと25mの方形、頂上部は1辺9.5mの正方形、高さは約4mと案内板は述べ、発掘調査はされていないので埴輪や内部はわからないと続ける。そして、埼玉県内では方墳は貴重であると結んでいる。(だから、古墳名に方墳を冠しているのかな。)
案内板からは方墳だから県指定と読め、この古墳のもつ特徴、独自性がわからない。
そして、墳丘が枯れ草だらけでも、上りたくなるのは人情だ。ただ、冬場にもひっつき虫(センダングサ)は健在で、フリースの上着は虫だらけになってしまった。
<参考HP>
さいたま市>文化財紹介 方墳大塚古墳