ホーム | 古墳 | 城郭 | 旧跡ほか

原山古墳群 はらやまこふんぐん
(桶川市川田谷7313-1ほか・円墳・市指定)
原山古墳群(桶川市)

原山古墳群8号墳(桶川市)
(短刀2021.4、ほか2018.8撮影)
圏央道の桶川北本インターちかく、側道沿いに目指す原山古墳群はあった。駐車スペースに1台駐まっていたので、古墳マニアかと思ったらトロンボーンの練習だった。
古墳の大半は畑などに開墾されて、雑木林のなかに9基が現存している。築造は6世紀前半から7世紀後半で、最大のものは径31mの円墳。
古墳群に沿ってサイクリングロード(桶川・田園と歴史を再発見するルート)が走り、案内板よこが登り口になっていた(上段の写真)。各古墳には標柱があり、雑草が繁茂しているとはいえ見た目、墳丘の盛り上がりはあまりない(下段の写真)。9基の古墳は発掘調査されていないが、消滅した古墳からは直刀、埴輪などが出土している。
上段左下の、小さな写真は原山23号から出た短刀で、桶川市歴史民俗資料館で撮影した。

真夏の太陽の下、クモが待ち構える草いきれのなかを回るのは、忍耐が必要だ。ただ、薄紫の花が咲くオオバギボウシを見られたのは救いだった。
<参考HP>
桶川市>原山古墳群(記念物・史跡)