ホーム | 古墳 | 城郭 | 旧跡ほか

浜尻天王山古墳 はまじりてんのうやまこふん
(高崎市浜尻町八坂西962-1ほか・前方後円墳・市指定)
浜尻天王山古墳(高崎市)
(いずれも2020.10撮影)
五霊神社古墳の見学を終え別名、中川村1号古墳の浜尻天王山古墳に向かう。小さな庚申塔群の出迎えを受けたら、まもなくだった。
上段の写真では標柱、案内板があって、奥の階段を上れば前方部にある諏訪神社だ。案内板は簡潔明瞭で、実測図のほうがかなりスペースがある。案内板によれば、6世紀後半の築造で、全長は53m。「後円部に横穴式石室が推定でき…」とは、発掘調査はされていないという意味かな。

浜尻天王山古墳の実測図、墳丘上部(高崎市)草木が生い茂って墳形が曖昧なので、うらに回って撮ったのが上の、下段の写真。こちらも曖昧だが、赤い逆三角形の下に諏訪神社がある。足りないイメージは、案内板にあった実測図で補えるでしょう。
ただ、墳丘の上部は神社建設のためすべて削られたのか、前方後円墳なのに起伏がまったく無い。真っ平らなので、前方部、後円部の区別はつかない。右下の写真は後円部から、神社を望んでいる。
また、この平面には庚申塔のほか大正天皇聖蹟碑があるが、土台となっているのは石室の石材かも知れない。
<参考HP>
高崎市>浜尻天王山古墳