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古凍古墳群 ふるこおりこふんぐん
(東松山市古凍・前方後方墳1基、ほか円墳)
国道254号を挟んで展開する古凍古墳群。いずれの古墳も案内板や標柱は設置されず、総数もわからない。かんべ塚古墳、根岸稲荷神社古墳(前方後方墳)はすでに訪れていて、確認できた残りの古墳を訪れてみた。

古凍古墳群マップ(東松山市)
(かんべ塚古墳2019.1、壺鐙2019.6、ほかは2023.2撮影)
(地図は国土地理院の電子地形図に青い文字、赤い引出し線を追記)

以下、個別の古墳の感想を。古墳名に続くカッコ書きは東松山市遺跡地図による名称で、根岸という地名はマップの右下にあって神社名にもなっているが、古墳名に根岸裏は無い。
そして、古凍146号墳と古凍145号墳である。いかにも多くの古墳があるようでも、No.146、No.145は東松山市全体の遺跡番号なのでお間違えのないように。

かんべ塚古墳(かんべ塚)

過日、訪問しているのでこちらの頁を。
古凍30号墳(古凍30号墳)
高いシュロの木が目印だ。駐車場の横を進んでいたら、猫よけ(人間よけ?)のセンサーが起動して異音が鳴り響いた。そして、シュロの下で雑草をまとった小さな古墳が佇んでいた。
古凍146号墳(No.146号墳)

フェンスで囲われた駐車場の横に。伐採したのか、大きな切り株があり墳形が露わになっていた。そして、古墳のまえには何故か、自転車が倒れていた。
古凍145号墳(No.145号墳)
溶融亜鉛メッキの、大和ガルバー(株)の工場内にある。ちかくの公園からも上部を望めるが全体像がわからないので、お願いして工場内から撮影させていただいた。大切に保護されているようだった。
根岸裏12号墳(古凍12号墳)
撮影は大和ガルバー(株)の資材置き場から。墳丘の大木が倒れて来ないか、心配されていた。地形図では三角点の地図記号があっても、冬季でも上れるような状態ではなかった。
古凍4号墳出土の壺鐙(東松山市)古凍4号墳(古凍4号墳)
国道254号沿いの、タイヤ屋さんの横で墳丘は整備されている。古凍古墳群の盟主かな。鉄製の壺鐙(つぼあぶみ、この鐙は足を乗せるところが袋のように)などが出土している。右の写真は東松山市埋蔵文化財センターで撮影した。
根岸裏14号墳(古凍14号墳)
一帯を歩き回ったが、たぶん間違いないでしょう。個人宅の庭に存在しているようだ。
古凍15号墳(古凍15号墳)
写真には無いが人家がちかい。あまり印象に残らない古墳であった。
根岸稲荷神社古墳(根岸稲荷神社古墳・古凍20号墳)
過日、訪問しているのでこちらの頁を。(実は訪問済みなのを忘れ、今回も訪れてしまった。あ〜あ。)