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道明山古墳 どうみょうやまこふん
(群馬県板倉町岩田・前方後円墳・町指定)
道明山古墳(群馬県板倉町)
(いずれも2020.11撮影)
別名、伊奈良村3号古墳の道明山古墳。場所はわかったが、あるはずの案内板が見当たらない。探していたら、いくつものトタン板で隠れていた。写真では左の木の下に設置してあり、トタン板と古墳に挟まれた案内板は読みづらかった。ほかに、標柱がある。

道明山古墳の実測図(群馬県板倉町)剥がれ汚れたところもある案内板に、実測図(推定復元図、スケールは10m)が掲載されている。
現存するのは後円部のみで、それも方墳のように削られている。北側から墳丘に上ってみたら、南側は切れ落ちたさきに畑があった。
案内板は全長36m、後円部径24mと推定し、現存後円部の高さは3.2mである。
横穴式石室は紡錘状の軽石(浮石質角閃石安山岩)で築かれて、軽石1個の大きさは50センチ、重さは70キロ。そして、墳丘や周堀から埴輪が出土している。
築造は6世紀後半で、谷田川左岸の岩田地区では同じ前方後円墳の舟山古墳筑波山古墳が続く。
<参考HP>
板倉町>道明山古墳(どうみょうやまこふん)