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大野原古墳群 おおのはらこふんぐん
(秩父市大野原・円墳)

(いずれも2020.12撮影)
大野原古墳群のうち、訪れたのは行儀よく並んでいる3つの古墳だ。案内板、標柱はともに無くて、「ヘビに注意!! さわらないで!」の小さな看板はあった。
上段の写真では、左てまえに石祠のある6号墳、右奥に石室開口の7号墳、さらに奥の建物よこの、雑木林の下に眠る8号墳である。下段の写真は、6号墳と7号墳を並べて撮った。

大野原7号墳の石室(秩父市)以下、7号墳の、外見は物置のような石室について。
右上が開口部から見た写真で、玄室が暗くてわからないので、さらに進んで撮ったのが右下の写真である。
天井石が無く、トタン屋根が石室を守っている。(天井石が失われたら、雨ざらしになっている古墳も多い。)
開口部には、卒塔婆3本が立て掛けられていた。古墳の所有者が、葬られた古墳人のために追善供養として製作したのだろう。板石の小口積みである。
そして、ヘビは冬眠しているのか見あたらなかったが、ズボンの裾にひっつき虫(センダングサ)がまとわりついていた。