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東村6号墳 あずまむらろくごうふん
(伊勢崎市平井町・円墳)
東村6号墳(伊勢崎市)
(いずれも2021.6撮影)
東村6号墳のまえに犬小屋があって、人懐っこいワンちゃんが2匹。時節柄、マスクをしていても歓迎してくれた。
古墳のある一画だけは鬱蒼としていて、墳形はわからない。標柱、案内板の類いも無く、周囲には何台もの車が駐められていた。裏手からも確認するため、となりの整備工場?の方に挨拶しようにも誰もいなかった。

東村6号墳の横穴式石室(伊勢崎市)径30mほどの別名、赤塚山を回り込めば円墳の一部を確認できるところがあり、開口部は小さくても(右上の写真)、横穴式石室があるではないか。
しかも、石室内は意外にもシッカリしていて驚かされた。
『上毛古墳綜覧』からデータを引用している『群馬県古墳総覧』では、石室についてはなぜか触れておらず、出土品についてはわからない。
側壁奥の自然石は黒く汚れ、ススかも知れない。いつの時代か、焚き火でもしたのだ。
そして、石室内に白いボールが落ちていた。鎖に繋がれたワンちゃんたちはここまでは来られないので、2匹の持ち物ではなさそうだ。