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浅羽野1号墳 あさばの1ごうふん
(坂戸市浅羽野・円墳)
浅羽野1号墳(坂戸市)
(2019.5撮影)
古墳より、県指定天然記念物の神木スギに目が奪われるのは、致し方ないだろう。
高さ28m、幹回り8.5m、根回り11.3mもある。土屋神社神木スギと題した案内板に、そう述べられていた。
そして、古墳についてはスギの説明を補完するために、7世紀後半に築造された円墳上の社殿うしろに神木スギが立っていると、少しばかり触れているだけだ。
別名は、土屋神社古墳という。

5月になり、樹齢千年を超える巨大な古木も少し芽吹いているようだ。
なお、社殿の下に石室への入口?があったが、立ち入りはできない(左下の写真)。
 
浅羽野2号墳 あさばの2ごうふん
(坂戸市中富町・円墳)
浅羽野2号墳(坂戸市)
(2019.3撮影)
川越方面から古いナビどおりに向かったら、浅羽野2号墳は線路を何度も渡った住宅地の狭い路地のさきにあった。ちかくの坂戸駅では、東武東上線と越生線が分岐している。
真っ赤な鳥居の扁額(へんがく)には「正一位込道稲荷大明神」と記されていた。伏見稲荷の分祠されたもので、込道は旧地名かな。

浅羽野古墳群は7基が確認され、現存は4基である。2号墳の別名は稲荷塚古墳。径20mほどの円墳で案内板、標柱など無く、なにもわからない。
一周して手摺りのある階段を上ったら、目の前を白い東武電車が通り過ぎていった。墳頂の祠には、お賽銭が置かれていた。