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箕輪城 みのわじょう
(高崎市箕郷町西明屋、東明屋・平山城・国指定)



(いずれも2017.2撮影)
箕輪城は高崎市箕郷(みさと)町にある。「輪」と「郷」のちがいは、1955年の「箕」輪町と車「郷」村の合併による箕郷町発足による。この箕輪城は長野氏が築城し、信玄によって落とされた後、北条氏を経て井伊直政が城主になる。ただ、直政が高崎に移ったので廃城の憂き目に。

虎韜(ことう)門口からは急な階段をひと登りすると、大堀切の土橋(上の写真)が目のまえだ。土橋を左に見ながらさらに階段を上がって、平成28年11月に完成した郭馬出西虎口門(下の写真)を潜る。門を構成する大きな丸太が何本もあるが、割れ目が気になる。ここは平城、いや山城のようでもあり、いわゆる平山城だ。
居合わせた郷土史家によれば、整備計画10年の残り4年で、本丸にあとひとつ門をつくるそうだ。本丸には天守閣はなく、井戸をはじめ記念碑などが佇む。
休日だったのに、5、6人しか出会わず、小一時間ほど静かな散策を楽しんだ。トイレは山にあるようなバイオ式が2カ所あった。
なお、100名城のスタンプは城跡にはなく、箕郷支所・箕郷公民館に置いてあるのでご注意を。
<参考HP>
高崎市>箕輪城跡