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反町館跡 そりまちやかたあと
(太田市新田反町町896・館跡・国指定)
反町館跡(太田市)
(いずれも2022.9撮影)
太田市には館跡として、ほかに江田館跡がある。ともに新田庄遺跡として国指定史跡。
反町館跡(太田市)道路を挟んで東隣に駐車場があるが、見学日には境内に駐められた。いま反町館跡は照明寺(しょうみょうじ)で、反町薬師として親しまれている。遺構としては土塁や、堀が現存する。
新田義貞も住んだといわれる反町館の、築造は鎌倉〜南北朝時代。山門の脇に、新田義貞公古城跡と刻まれた石柱が立っている。戦国時代には3重に堀を巡らし、強い防御力をもった城に改められたが、秀吉の北条攻めのとき廃城に。

この反町館跡は、藤や桜の咲く季節に訪れたいものだ。ほかには、樹齢500年のクスノキが天を突いている。根元は1本だが幾本かに分かれ、それぞれが大きい。
上の、大きな写真は標柱や案内板の後ろが土塁で、桜並木になっている。右の、3枚組の写真は順に境内の様子、左に藤棚がみえる堀、巨樹のクスノキ。
<参考HP>
太田市>新田荘遺跡(反町館跡)