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七曲井 ななまがりのい
(狭山市北入曽1366・県指定)
七曲井(狭山市)
(2017.9撮影、下の小さな写真は2019.11)
西武新宿線の入曽駅から歩いて10分ほど、鎌倉街道(上道)沿いに平安時代に掘られた井戸、七曲井がある。お隣り(写真奧)の狭山茶製造元は、井戸端園という。

直径26m、深さ11.5mでかなり大きい。当時は竪掘りができないので、アリ地獄のようなすり鉢状になっている。
水を汲むところが写真の右中央に写っているが(草のないところ)、そこまで下りる道がジグザクに幾重にも曲がっていたので七曲井という。そして、10年以上まえに崩落防止の工事がなされて、7回もジグザクは無いようにみえる。

七曲井(狭山市立博物館)後日、稲荷山公園にある狭山市立博物館を訪れたら、七曲井の模型が展示してあった(右の写真)。
説明では、不老川がそばを流れていても枯れる季節があるので、地元住民や旅人に利用されたという。
<参考HP>
狭山市>七曲井