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避難小屋だあ6 |
七合目避難小屋(2018.4撮影) 榛名山系・二ツ岳の雌岳分岐ちかくにある避難小屋。えー、これが避難小屋なの? 壁がなくてどう見ても休憩舎なのに、立派な看板「七合目避難小屋」がある。 案内板は、二ツ岳について「大昔は、活発な火山活動を続け、爆発物は軽石として、遠く福島県にまで及んでいます」と述べている。これは古墳時代、6世紀の噴火を指している。 なるかみ小舎(2019.5撮影) カッコソウを愛でに鳴神山へ。山中の看板によれば、鳴神山系だけに成育している日本固有の、国内希少野生動植物種だという。 10連休を外して平日に訪れたが、登山者は意外に多い。カッコソウの群生地では、雷神(なるかみ)山を愛する会の方々がガイドをされていた。 2017年、この会が建てた避難小屋が、なるかみ小舎。山頂ちかく雷神嶽神社の手前にある。内部は大きなテーブルと長椅子が占めて、土足厳禁である。登山靴を脱ぐのはちょっと面倒なので拝見しただけだが、骨組みが鉄パイプとは珍しい。 一ノ倉沢避難小屋(2022.6撮影) 15年ほどまえ、一ノ倉沢のトイレ周辺を探しても見つけられなかった。いまは一般車輌通行止めで、代わりに電気ガイドバスが運行している。 そして、トイレから100m手前の、道路から少し上がったところに一ノ倉沢避難小屋はあった。 強固なコンクリ造りの小屋で、鉄扉だ。内部は広いスペースと、壁で区切られた狭い3部屋?に分かれている。 広いスペースの奥には一段高くなった寝床があるが、ベニア板の一部が剥がれ沈んでいた。最近、人が利用した形跡は無かった。 |