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45.FM放送の受信
愛用のコンポがCDを読み取らないので、価格コムを参考に新調した。ところが、県内全域をカバーするFM民放局はとってもクリアな音なのに、受信料を払っているNHKのFMは感度が悪いのか雑音が多くて聞けたものではない。
VHFアンテナ(テレビのアナログ放送受信用だった)は、周波数が近いFM放送の受信に利用できる。そして、ネットで受信対策を調べているときに気づいた。古いコンポは同軸ケーブルでテレビアンテナに接続していたが、いま屋根に立っているのは新しいデジタルのアンテナ。なのにどうしてFMを受信できていたのか??? 不思議だ。ただ、10数年まえのコンポでは、同軸ケーブあるいは電源コードがアンテナの役割を果たしていたのかもしれない。
とにかく新しいコンポでNHK・FMを聞くために、室内用であるT型のフィーダーアンテナを求めて、設置場所をいろいろ試すも一向にクリアにならない。次に屋外軒下・室内天井設置のアンテナも駄目で、結局はコンポに付いていた簡易アンテナが悪いなりに最も感度がよかった。
しかし、FM民放局はいずれのアンテナもクリアな音なので、送信元のNHKに相談したところ、「住所からすると住宅地でビルや山などの障害物はないので、電波は届いている。家の屋根に大きなアンテナを立てれば大丈夫」とのお話でした。費用も掛かりそうなので家人に相談したら、「FMなんて聞かなくてもいいんじゃない」とのご回答でした。
FM難民からいつ解放されるのだろうか。auひかり(KDDI)がブログやHP公開代理サービスを止めるのだったら、ケーブルテレビにしておけばよかった。ケーブルテレビはFM放送を聞けるからだ。また、ネットで聞けるradiko(ラジコ)という手もあるが、コンポのスピーカーで音楽を聞きたいのだ。

XR-MJ1写真は古いコンポ。カセットやMDまで聞けて、10年以上故障しない優れものだった。いまはメーカーも USBメモリーやBluetooth、はたまたハイレゾ対応に力を入れていて、FM放送の難聴にはあまり関心がないようだ。

(2018年3月 中山)