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塚山古墳群 つかやまこふんぐん (宇都宮市西川田町1663 ・前方後円墳、帆立貝形、円墳・県指定) |
(いずれも2021.12撮影) |
古墳群の案内板によれば、塚山古墳を盟主と仰ぐ塚山古墳群は5世紀後半に築造されて、4基だけが現存している。 この案内板に掲載された配置図を撮って、上のマップを作成した。では、見学した順に感想を。 6号墳 墳丘が凹んでいたり歩道で削られたりと円墳には見えない。径20mで、円筒埴輪や土器が出土している。 塚山西古墳 竹が一面を被っていて、その繁殖力に驚かされる。青い標柱に解説があるが、掠れて読めない。全長63mの帆立貝形は、円筒埴輪や土器が出土している。 塚山南古墳 全長58mの帆立貝形。ここも竹で被われているが、墳丘を上る道があった。墳頂からは、宇都宮環状道路が古墳群の下を潜るアンダーパスを確認できた。円筒埴輪や土器が出土している。 塚山古墳 墳丘にツツジが植えられ、シーズンには紅白の花を咲かせるのだろう。墳丘を巡る階段もあるが、強いて上らなかった。案内板は、盾形周堀の外側から埴輪棺が発見されたと。円筒埴輪や土器が出土し、葺石も見つかっている。 宇都宮城址公園にある清明館には、塚山古墳群のコーナーがある。 透かし穴の脇に銀杏の葉の形(銀杏葉紋)を線刻した円筒埴輪、そして鹿が線刻された埴輪棺も展示してあった。 こちらの拡大写真で、線刻を見つけて下さい。また、埴輪棺の出土状況やアンダーパスの写真もどうぞ。 <参考HP> 宇都宮の歴史と文化財>塚山古墳 |