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鶴ヶ丘稲荷神社古墳 つるがおかいなりじんじゃこふん (鶴ヶ島市松ヶ丘3-15・方墳) |
(2018.5撮影) |
川越西小の北側にある、鶴ヶ島市の境児童公園には、自転車に乗った子どもたちが入れ替わり立ち替わり訪れていた(小学校と公園は市境にある)。 この公園には北東50mにあった鶴ヶ丘稲荷神社古墳が区画整理事業のため、移築されている。調査では墳丘は削られて、最下段の石材が残っているだけだったが、忠実に復元したという。 1辺40mだった方墳は、案内板によれば横穴式石室以外はもとの大きさの半分のスケールである。住宅地が迫っているから、仕方ないのだろう。 写真はハの字に開いた前庭部から玄室をみたところで、石室は奧にいくほど幅が広い構造だ。築造はもう古墳時代も終わりの、7世紀後半である。 |