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寅稲荷塚古墳 とらいなりづかこふん (深谷市岡1685・前方後円墳・市指定) |
(2019.1撮影) |
お手長山古墳からは500mのちかさだ。深谷市のコミュニティバス「くるリン」を、寅稲荷神社で降りる。停留所よこにある案内板の表題は、寅稲荷古墳と「塚」が無い。 旧岡部町の寅稲荷塚古墳は東西に51mの主軸をもつ前方後円墳で、後円部の径26m、高さ3mに対して前方部の幅34m、高さ3.5mだ。前方部のほうが大きくて高いのは、終末期の前方後円墳の典型例という。 後円部への石段は、上部がずれていて危ない。足元注意! 墳頂にある寅稲荷神社の拝殿には明治期に奉献された多くの繭玉が掲げられ、賽銭箱のまえにコップ酒が供えられていた。赤い屋根の本殿は、この拝殿の奧にある。 |