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愛宕山古墳 あたごやまこふん (高崎市金古町愛宕2052・円墳・市指定) |
(いずれも2020.11撮影) |
墳頂に神社を抱く古墳の多くは、青々とした木立が目立ち場所はわかりやすい。ただし、この愛宕山神社は見学日にはロープが張られて、境内に駐車できなかった。 階段の傍らに設置された案内板によれば、径40m、高さ4mの円墳だ。南東に開口する両袖型の横穴式石室は全長9m、玄室長3.2mの、自然石の乱石積。6世紀末から7世紀前半の築造である。 案内板から右に回り込んで石室へ向かう。開口部のまえでは小さな虫たちが乱舞していたが、内部は一匹の虫もいなくて胸をなで下ろした。 懐中電灯が小型のせいか、一部しか照らせない立派な石室だった。(見学には強力なライトの持参をお勧めします。) 左下の写真は、玄室から開口部を撮ったもので、一部の天井石は水が染み出したかのように、懐中電灯の光を当てたら輝いていた。 ただ、天井には中小の石も組まれていて、落下の危険は無いのか不安がよぎった。 <参考HP> 高崎市>愛宕山古墳 |