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諏訪山古墳 すわやまこふん     
(前橋市青梨子町861-2・円墳
諏訪山古墳(前橋市)
(2019.12撮影)
前橋市の北のはずれ、高崎渋川線から東に少し入ったところで、まず目に付くのが庚申塔の巨石だ。庚申塔の左には石段があって、鳥居、社殿へと続く。巨石は社殿ちかくにもあり、ほかにも墳丘には中小の石がかなり見受けられて、古墳らしき雰囲気が漂う。
『群馬県古墳総覧』によれば埴輪破片が出土し別名、清里村1号古墳だ。社殿を乗せている円墳としては意外に大きく、径は60mを超える。
ただ、案内板、標柱などは見当たらない。ご近所さんに古墳について尋ねてみたら、「いいえ、お諏訪さん」との回答だった。扁額には、たしか諏訪大明神とあった。

なお、国土地理院が設置した水準点の標識はあるがこの時期、枯れ葉や小枝などに覆われ実物を見つけられなかった。