ホーム | 古墳 | 城郭 | 旧跡ほか |
丸塚古墳 まるづかこふん (下野市国分寺1404-4・円墳・県指定) |
(いずれも2019.4撮影) |
田園地帯のこんもりとした木々の下に、墳形が見てとれる。畑のあいだの小径を歩いてすすめば、案内板越しに丸塚古墳だ。「史跡丸塚古墳」と刻まれた石柱もある。 7世紀はじめに築造された2段築成の円墳で、第1段の径66m、2段42m、周溝を含めた径は85mだ。第1段の平坦面(基壇)の幅が広いのが特徴と案内板は述べている。 南側に回り込んで、横穴式石室を確認する。周辺の古墳では石室は開いていなかったので、鉄柵で保護されているとはいえ、玄室の内部を見学できるのは有難かった。 玄門は凝灰岩の一枚岩を切り抜き、内部も同じ一枚石による切石積だったのには驚かされた。手前に土のうが積んであるのは、落ち葉の侵入を防ぐためかな。そして、右下の実測図は案内板から撮った。 <参考HP> 下野市>丸塚古墳 |