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三変稲荷神社古墳 
さんぺんいなりじんじゃこふん

(川越市小仙波町4-9・方墳・市指定)
三変稲荷神社古墳(川越市)
(2018.4撮影、出土品は2025.2)
下段の写真は、鳥居と反対の畑側から撮った。小さな墳丘に大木が林立して、ここだけ異空間を形づくっている。住宅地のなかでも、大木が目印になって迷わずに辿り着けた。所有者は喜多院である。

墳丘にはベンチ、そして裏にはブランコと滑り台があって、子どもたちの公園になっているのだろう。案内板には4世紀後半の方墳は1辺20m余りで、入間郡最古と述べていた。
周溝からは壺形埴輪が出土している。もともと周溝にあったのではなく、墳丘から周溝に落ちて埋まったものだ。なお、壺形埴輪は底部穿孔(せんこう)といって壺の形はしていても、底に孔が開いているので実用性はない。
<参考HP>
川越市>市指定史跡 三変稲荷神社古墳 
カワゴエール>三変稲荷神社(古墳)
<追記>
三変稲荷神社古墳の出土品(川越市立博物館)後日、川越市立博物館を見学した際に出土品に会えた。
壺形埴輪が上の写真で、下は碧玉製の石釧(いしくしろ)と、鏡である。展示では鏡としか説明されていないが、下記のHPを参考にすれば、「だ龍鏡」である。だ龍鏡は仿製鏡の一種で、画文帯神獣鏡を元につくられ、西日本での出土が多い。
三変稲荷神社古墳の墳丘はかなり削られていて、埋葬施設も消失している。
昭和37年には、耕地化のために散乱したこれらの遺物が畑や土取りされた墳丘の一部から見つかった。
<参考HP>
川越市>市指定有形文化財 三変稲荷神社古墳出土品