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雷電山古墳 らいでんやまこふん (東松山市大谷3506・帆立貝式・市指定) |
(いずれも2018.12撮影) |
川越カントリークラブ内の道を通るには違和感があるが、ゴルフ場より大雷(だいらい)神社のほうが古いはずで、気にする必要は無い。ここは東松山なのに、なぜ「川越」カントリーなのかと考えていたら時折、ゴルフに興じる人たちの話し声が聞こえてくる。 クラブハウスの手前に標柱(左上の写真)があって、雷電山古墳への道と分かれる。 ここには案内板もあり、実測図(右上の写真)も掲載されていた。三千塚古墳群の中心である雷電山古墳は高さ8mで、長さ80mの帆立貝式、埴輪(埼玉県内で最古)などが出土したという。 後円部の墳頂にある大雷神社は立派で、彫刻(左下の写真)もなかなかのものだ。ただ、石灯籠の1つが倒れそうになっていて、赤いコーンで囲んであった。そして、大雷神社由緒沿革の石碑には、「…社殿は雷電山と号する古墳の嶺を平坦にして大神を鎮座し…」と刻まれていた。 大きな写真は西側から撮った。木々が遮っているので、神社は確認できても墳丘の形がわかるか気がかりだ。ゴルフ場のコースは起伏のある丘陵で三千塚古墳群というからには、現存する古墳はまだありそうだ。そして、ゴルフ場ちかくの耕作地には、いかにも古墳といった風情の盛り上がりがあった(右下の写真)。 <参考HP> 東松山市>雷電山古墳出土埴輪 |