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皇子塚古墳 おうじづかこふん
(藤岡市三ツ木東原247ほか・円墳・県指定)
皇子塚古墳(藤岡市)
(いずれも2019.4撮影)
毛野国白石丘陵公園は群馬県はにわ公園構想による、白石古墳群の保存などを目的として整備されている。
公園のほぼ中央には藤岡歴史館があって、北西に150mほど離れた広場に皇子塚古墳が平井地区1号古墳と並んでいて、ほかに小型の円墳らしきが2つあった。そして、広場はヘリの離着陸場にもなると看板に述べられていた。

皇子塚古墳の石室、単龍環頭大刀の柄頭(藤岡市)皇子塚古墳の案内板には、径31m、高さ6mで、羨道、前室、玄室からなる複式構造の、両袖型の横穴式石室をもつと説明されている。6世紀後半の築造である。
石材の積み方は羨道、前室が川原石の乱石積、玄室が凝灰岩の切石積という。多くの出土品があり、前庭からは単龍環頭大刀の柄頭(左下の写真)がでた。
石室はいまは埋め戻され、残念ながら見学できない。左の写真は案内板から撮った。
<参考HP>
藤岡市>皇子塚古墳