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大塚古墳・箱式石棺 おおつかこふん… (埼玉県川島町白井沼230・町指定) |
(いずれも2019.8撮影) |
8月も残すところわずか、川島中学校周辺には父兄らしき方々が集まっていた。お聞きしたら、新学期を控えての除草作業だという。 この中学校まえの来客駐車場に、大塚古墳の箱式石棺が移設されている。石棺は円墳を模した盛り土のうえに鎮座し、周りも除草されていた。ご苦労さまです。 案内板によれば江戸期の文化年間、ちかくの大塚古墳上にあった神社を修理する際にこの石棺が出土している。古墳は径35mを超える円墳らしいが、原形を失うほど削平され昭和40年に、石棺を保存のため移設したという。 石棺は四辺に溝がある、6枚の緑泥片岩からなる組み合わせ式である。 <参考HP> 川島町>石棺(せっかん) |