ホーム | 古墳 | 城郭 | 旧跡ほか |
|||||
野原古墳群 のはらこふんぐん (熊谷市野原・前方後円墳1基、円墳22基) |
|||||
![]() (2018.11撮影) |
|||||
踊る埴輪で知られる野原古墳群。立正大学熊谷キャンパスの南西に、30基ほどあったという。八幡神社(上の写真)の後背地から西方が古墳群で、東隣には野原西部集会所がある。車はあまり通らず人影も見えない…、静かなところだ。 案内板は神社について述べたあと、古墳群について次のように触れている。 ![]() 現地では踊る埴輪について触れたものはこの一文だけで、写真もなかった。踊っているのではなく、馬を引いている姿だとしても、表情はなんとなく愛くるしい。男女ペアで男子のほうが小さく、親子かも知れない(男子57cm、女子64cmで、意外に大きい)。 ただ、実際には、小さい埴輪は男子の髪型である美豆良(みずら)を結っているので男子とわかるが、大きい埴輪は性別がわかる特徴がないという。美豆良は髪をセンターで分けて、耳のあたりで丸く束ねるヘアスタイル。 後背地に行ってみれば、落ちた枝や枯れ葉が積もって歩きにくい。土が盛り上がっているところ(右上の小さな写真参照)はあるが、古墳だという確証はなにもなかった。 そして、踊る埴輪が出土した古墳跡を確認に西方へ向かった。神社の西隣は養蜂場でたくさんの巣箱が置かれていた。さらに西方は雑木、背の高い草などが待ち構えて、桑畑は見つからなかった。消失した古墳跡を見つける気持ちの余裕は、もうなかった。 <参考HP> (旧)江南町教育委員会>野原古墳群(PDF) 熊谷デジタルミュージアム>古墳副葬品 <追記1> |
|||||
|
|||||
|