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前橋天神山古墳 まえばしてんじんやまこふん (前橋市広瀬町1-27-7・前方後円墳・県指定) |
(いずれも2018.3撮影) |
市街化がすすみ保育園と住宅に囲まれ、入り口がわかりづらい。4世紀前半築造の、全長129mの前方後円墳だったというが、昭和43年ころ(下段左の写真)と比べたら、古墳には見えない姿だ。 前方部は削られ、径75mあった後円部が四角い丘として存在している。フェンスで囲まれた真っ平らな丘の上(上段右上の写真)には以前、建築物があったが火事で焼失したと地元の方が語ってくれた。 そして、後円部の中心部分である粘土槨(ねんどかく)だけが残されているという。粘土槨とは木棺を粘土で覆ったもので、下段右の写真では土塁のように高くなったところだ。 下段の写真は2枚とも案内板から撮った。なお、発掘では多くの副葬品がでたが、三角縁神獣鏡も含まれ東京国立博物館で保存されている(博物館の画像検索はこちら)。国の重要文化財。 <参考HP> 前橋市>朝倉・広瀬の文化財を訪ねて |