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久呂住神社古墳 くろずみじんじゃこふん
(太田市新田高尾町83・墳形不明)
久呂住神社古墳(太田市)
(いずれも2021.2撮影)
矢抜神社古墳からは、北西200mほどの近さだ。社殿のまえには左に1つ、右に4つの石碑が行儀よく並んでいる(上段の写真)。
右端の石碑だけ庚申ではなく猿田彦大神と刻まれているが、庚申信仰によるものだろう。「申」と「猿」、どちらも「さる」で、神道では猿田彦大神を庚申さまとして祀る。

円墳のうえに神社が載っているように見えるが、『群馬県古墳総覧』では削平とあり、墳形は不明だ。また、埋葬施設は横穴式石室とされている。
別名、木崎町3号古墳は案内板、標柱などは無く、参拝に見えられた方に尋ねても「私も初めてで…」とご存知でなかった。
下段の写真は裏から写したもので、てまえには集会所?のほか広いスペースがあった。車の場合は、こちらを利用されるとよいでしょう。史跡めぐりコース(久呂住大明神)の標識があった、表側(正面)の道は狭くUターンもできない。