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大塚古墳 おおつかこふん
(熊谷市大塚365・円墳・市指定)
大塚古墳(熊谷市)
(いずれも2022.3撮影)
敷地内を散策する人たちが目立つ、熊谷スポーツ文化公園は2019年にはラグビーのワールドカップが開かれた。この広大な公園の東隣に、大塚古墳を抱く熊野神社がある。

社殿へ上る階段のまえに、大きな一枚岩が保存されていた。奥壁かな、天井石かも知れない。
そして、市指定だけに案内板も設置されている。墳丘は北西部分1/4だけが残っていて、径59mの円墳だったという。
大塚古墳(熊谷市)7世紀前半の築造で、胴張型横穴式石室の全長は9.6mだ。石室から鉄鏃、鞘尻金具など、基壇上から須恵器の大甕が出土している。
お詣りをして裾を歩いてみたら、椿が残り少ない花びらを散らしていた。左の写真は公園側から撮ったもので、残存部分でも十分な規模の神社古墳であった。
<参考HP>
熊谷デジタルミュージアム>大塚古墳