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| 稲荷塚古墳 いなりづかこふん (埼玉県川島町下小見野・円墳?・県選定) |
(2019.8撮影、馬形埴輪は2024.9) |
| 田園地帯の小さな住宅地にあって、ステンレスの細長い標柱が目印になる(写真左)。標柱には稲荷塚古墳「群」と記され、十数基あった古墳群もいまや、この古墳を残すのみだ。 稲荷塚古墳は(かわじま郷土資料展示室の掲示では)円墳らしいのだが、2/3も削られ雑草も繁茂しているので、墳形がわからない。馬形埴輪が出たので古墳には間違いなく、水路?沿いはコンクリで土止めされていた。そして、お稲荷さまは見当たらなかった。 写真を撮っていたら、犬の鳴き声がしてくる。犬に吠えられた経験は何回かあっても、飼い主である住民の方がみえたのは初めてだった。見学者である旨を伝えたところ安心されたのか即、戻られた。案内板が無いので、お話を少しでも聞きたかった。 後日、郷土資料展示室で、稲荷塚古墳出土の馬形埴輪を見学した。頭部のよこにある2本の円筒は、馬の足だ。昭和26年に、周りの畑(周溝部?)を耕しているときに発見されている。<参考HP> 川島町>稲荷塚古墳群 |