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富士見村26号古墳 ふじみむら26…
(前橋市富士見町時沢2637・円墳)
富士見村26号古墳(前橋市)
(いずれも2020.5撮影)
旧富士見村のナンバー古墳である。赤城山南面の富士見村は、平成の大合併で前橋市に編入されている。
諏訪神社の、赤い鳥居の扁額には清水深明霊神とあって、後ろには石像が控えていた(左の写真)。台座あたりの石は、いかにも石室の石材のようだ。
石像の横には、同じく清水深明霊神と刻まれた大きな石碑がある。石灯籠や石祠のほかに、庚申塔、大黒天もあって、この神社には石をつかった造り物が多い。そして、社殿はふつう墳頂にあるのだが、均された地にトタン屋根である。

案内板、標柱の類いは無くて、情報は限られている。『群馬県古墳総覧』では、径12mほどの円墳だ。道路を挟んだ向かいに、富士見村25号古墳の鎧塚古墳がブロック塀に囲まれていた。