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二ツ山古墳 ふたつやまこふん 春めいてきて、長閑な田園風景に農作業に励む姿が溶け込んでいた。道路をはさんで1号墳と2号墳が斜めに向き合っていて、ここからは西に松並木が続いている。 実測図は1号墳、空撮写真は2号墳の案内板から撮った。だだし、空撮は実測図に合わせるため角度を調整してある。 |
(いずれも2018.3撮影) |
二ツ山古墳1号墳 (太田市新田天良町167‐85‐乙・前方後円墳・県指定) 全長74m、高さ6mで、二段構築の前方後円墳である。横穴式石室は明治21年の発掘で刀剣類や馬具などが出土し、東京国立博物館で保管されている。 案内板の説明では、「この古墳の特徴としては、円筒埴輪の配列により、前庭状の施設が設けられている点が挙げられる」という。下段の平坦部には二重の円筒埴輪列が見つかっている。そして、墳丘には肥料の空袋が飛んできていた。 <参考HP> 太田市>二ツ山古墳1号墳 二ツ山古墳2号墳 (太田市新田天良町167‐172‐乙・前方後円墳・県指定) 全長は45mで、1号墳よりは小ぶりだ。円筒埴輪や人物埴輪が出土している。そして、横穴式石室があるのだが、一周しても見つけられなかった。2号墳も1号墳と同じように、前方後円墳の形がよくわかる。墳丘上の木々は芽吹いておらず、まだ葉を落としたままだ。 <参考HP> 太田市>二ツ山古墳2号墳 |