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平地神社古墳 へいちじんじゃこふん (藤岡市中大塚1203・円墳・市指定) |
(いずれも2023.3撮影) |
市街地の古墳とちがって、平地神社古墳は耕作地にあって気持ちがよい。公民館のよこでは農作業に従事する姿がみられ、駐車スペースもどこでもどうぞ、といった状況だ。 石室の前庭では菜の花が咲き乱れていても(写真の右)、墳丘の桜はまだだった。そして、赤い鳥居を潜った墳頂には祠が2つあった(1つは木に隠れて見えない)。別名、美土里村81号古墳。 案内板にでは6世紀後半に築造され、径33m、高さ3.5m。横穴式両袖型石室が南に開口していて、全長は9.7mだ。 羨道は河原石の乱石積み、そして玄室が模様済みで、「本古墳は市内における模様積み石室を有する古墳では最大の規模をもつものである」と述べている。 ただ、鉄柵越しの見学なので奥壁までは写らず、最大の規模を感じられなかった。ちなみに、模様積みでご存知の伊勢塚古墳は全長8.9mである。 <参考HP> 藤岡市>平地神社古墳 |