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壇塚古墳 だんづかこふん (前橋市粕川町月田207・円墳・県指定) |
(いずれも2018.8撮影) |
粕川村第36号墳である。赤城山の南麓、旧粕川村にある月田古墳群の中央に位置し、横穴式石室の開口部には土のうが積まれていた。石室の保護にしても、奧がよく見えなくて内部にも入れなかった。写真に辛うじて写っている赤い鉄棒は、天井石を支えるためかな。 そして、2段築成なので、壇塚の名が付けられたのだろう。案内板によれば、墳丘は直径25m、周堀を含めれば40mで、石室まえに「渡り」を設けていた。葺石で覆われていたとされ、裏へ回ったら墳丘の、木の根の間にもいくつもの葺石が挟まっていた。 なお、東隣には月田薬師塚古墳があっても、雑木と雑草の繁茂で墳丘すら確認できなかった。山ヤでも藪こぎは不可能と判断し、機会があれば冬に再訪したい。鏡手塚古墳へは南東に100mほどである。 |