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十石塚古墳 じゅっこくづかこふん
(群馬県吉岡町大久保3534・円墳)
十石塚古墳(群馬県吉岡町)
(2018.7撮影)
関越道の側道沿いにあり、目印はセブンイレブンだ。写真左にその建物がかすかに写っている。十石塚の標柱には「大窪太郎の墓伝承地」とも記載されているが、この人物はよくわからない。地名の大久保は大窪からだろう。

直径12mの古墳にしては高さはある。墳頂で気になった碑は、中央の「八海山大神 御嶽山大神 相馬山大神」だ。いずれも山岳信仰の山で、相馬山はちかくの榛名山系にある。そして、見学日には草が刈払いされて、いまでも信仰の対象なのだろう。
この十石塚古墳には案内板がなく、詳細はわからない。古墳ではないとの向きもあるが、文真堂書店で求めた『群馬県古墳総覧2017』には掲載されている。