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河越館跡 かわごえやかたあと (川越市上戸378・国指定) |
(いずれも2018.5撮影) |
早朝、芝が刈られた河越館跡を見学する。「館」の一文字で、川越城(河越城)との違いを表しているようだ。案内板ほかによれば、河越館跡は平安末期から南北朝時代に活躍した河越氏の居館跡だ。(上の施設案内図は案内板から撮った。) 河越重頼の娘が源義経の正妻となるなど、関東の有力な武士だった河越氏は、鎌倉幕府と対立するようになる。応安元年(1368年)、武蔵平一揆(へいいっき)の乱で、立てこもった河越館から敗走している。 兵どもが夢の跡は、住宅地に広くて平らな空間を形づくっている。目立つものといえば、塚状遺構(右上の写真)と井戸跡(右中の写真、砂利が詰まっていた。)くらいだ。古墳に見えたのは細長く、土塁(右下の写真)と思われる。 見学を終えたら、芝刈りの作業がまだだったのか、職人の皆さんが集まりはじめ挨拶される。そして、フェンスに掲げられた看板に気づいた。開園時間は9時からで、まだ9時まえだった。 なお、おとなりの上戸小学校の一室を資料展示室として、出土品が日曜に公開されると看板の後半にあった。残念ながら、見学日は平日だった。 <参考HP> 小江戸川越観光協会>河越館跡史跡公園 カワゴエール>河越館跡史跡公園 川越市>河越館跡発掘調査現地説明会当日配布資料 |