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新島襄旧宅 にいじまじょう きゅうたく (安中市安中1-7-30・市指定) |
(いずれも2022.10撮影) |
上毛かるたに「平和の使徒(つかい)新島襄」があり、群馬県との関わりはこの旧宅の存在が大きい。 日本から脱出した襄は明治7年、10年ぶりに帰国し、両親の住んでいたこの地を訪れたが、わずか3週間滞在しただけで神戸に向かっている。 当日は安中6号墳を見学するため、新島襄旧宅を訪ねた。古墳は旧宅の庭にあって、横穴式石室が開口している。 新島襄旧宅は新島家が居住していた、50m東に離れた二軒長屋を、一軒分だけ移築してきたものだという。もう一軒分のスペースは新たに展示室などをつくり、外観は従来の二軒長屋と同じだ。昭和39年に落成式。 安中藩士の清貧な生活が偲ばれる旧宅で、入館は無料だ。管理人さんが在宅していれば、詳しい説明を受けられる。 左の白黒写真は、展示室に掲示されていた写真から撮った。襄と配偶者の八重で、彼女は大河ドラマ「八重の桜」の主人公である。 なお、同志社英学校が開校した地に、夫婦が住んだ新島旧邸がある。京都御所の東隣で木造二階建て、和洋折衷の洒落た住宅だ。 まあ、関東の者には二軒長屋のほうが、気軽に見学できるかな。 |